L.S.D.

■ 050502 -

バス旅行に来ている。
ところが私と何人かの友人は、バスに乗り遅れてしまった。
私は、兄のFDでバスに追いつこうとする。
後ろからジャガーが煽ってきたので、
兄貴は何の苦もなく引き離していった。

■ 050503 -

高専が中学校の位置にあり、
エントランスホールを右側に進めば今度は食堂がある。
その食堂はいくつかのレストランが集合したもので、
学生達は何処で食べるのかが選べるようになっている。
ちょうど夏場ということで、近くのビーチには人が沢山出ており、
レストランも大賑わいである。
人の少ないレストランで食事を済まそうとすると、
店長が大佐だった。
ビーチのそばには洞窟があるのだが、
他の人は何もないという。
しかし私はそこで赤い球のようなものをたくさん発見して、
それが何か重要なものであって、
それを発見したことを喜んでいる。
そうして洞窟から出ると、ビーチの真ん中で、
何事もなかったように平然と遊ぶ。
高速道路の上に道があるのだが、
その道で事故があり、その破片等が下へ落ちて、
高速道路は通行止めになってしまった。
夜になったので、短い距離をバスで帰る。

■ 050505 -

近くのセブンイレブンで飲み物を買って帰る途中、
あのスケートボードが転がっていて、人がいる。
意識してチラチラと見ると、その人に話しかけられる。

学内にある高級レストランの店長による講義があるのだが、
誰も聞いている様子はない。
友人が、釣り針を使って、さっき買ったプラモデルを見せろと
言われたので、見せる。

帰りに、5人程度で話し込む。
そのうち3人がドラマのような恋人ごっこをしているが、
そのうち2人は本気になってしまう。
気が付けばその2人は居なくなっている。
耳を澄ますと、音楽が聞こえてくる。
音楽室からのようだ。
音楽室では2人が曲を演奏したり聞いたりしている。
見てるこちらが恥ずかしくなる。

■ 050512 -

斜めになった喫茶店の中で、友人と一緒に居る。
さっきから店員が鳴きそうになりながら私に何かを言っている。
私はそれを否定し続ける。
ここから出るには、卵が必要だ。
友人のために、卵が3つ入った卵を2つ買う。
流石に卵の中に3つも卵があれば重くなる。
あまりに重たいので、一つは床に落としてしまった。

■ 050521 -

3Dでできた世界にふと入ると、
いつか会ったカナダ人がBMXのフラットに乗ってやってきた。
この先の廃屋に行けば、先生が居るのだが、
既に大島大橋を越えたところに高専があって、
そこから先生のバイクを借りて橋を渡る。

脱線しないように2つのレールがある。
ただ一部は私のメモの中で1つになっていて、
そこだけ脱線の危険性がある。
直線なのにもかかわらず2つのレールがあって、
その2つの間をせばめたら脱線してしまうだろう。
ボルト2本で止まっている。
戯れにスペーサーを取り外すと、電車が来てしまう。
ボルトを締めずにおいておく。
その電車に乗る。

■ 050522 -

吐きそうだ。
高専の部屋の一角で撮影を行う。
何かの部活のようだが、
メンバーからして何の部活であるのかは判断できない。
撮影は何度かに分けて行われ、
私と先輩の番だけ何故か部屋の照明を落として
窓明かりのみで撮影していた。
後からみるビデオ放送の中に入り、
次の撮影を垣間見る。

■ 050522 -

天空の城ラピュタの映画の中だ。
タイトルは、「春色の( )の音色」だった。
(括弧の中は思い出せない)
海賊船の中は発明品で溢れ、
92℃で冷やすことのできる低温冷蔵庫、
194℃で快適にすごせるエアコン、
192℃で闇の世界へと誘うベッドなど、
30〜40個の発明品が並ぶ。
そこには、時空の狭間に落とされた元気な子供2人
(双子のような、ベージュ色の髪をしたの男の子と女の子)が居る。
すごく私と仲が良い。
今日、時空列車が徳山駅を出発する。
ところが時間軸が歪んだせいで、
急がないと双子は間に合わない。
二人を元の世界へと返してあげたいのに。
双子と私は、慌てて坂を駆け下りる。
珍しい時空列車ということもあり、
周りにはたくさんの人々が居て、皆駅を目指している。
私達は各々、空を飛んで駅の中へと入る。
その途中、3人ははぐれてしまう。
駅の構内では、時空が歪んでいるせいか、
白黒の、昭和の人々たちで溢れかえっている。
双子はどこだろうか。
早く見つけないと、列車は出発してしまう。
列車はまだ到着していないが、
ホームの皆は警戒して後ろへと下がっているので、
移動がしやすかった。
名前を呼びながら探していると、
女の子の方が白黒の人々の間から出てくる。
良かった。間に合った。
思わず抱き合うと、すぐに男の子のほうを探す。
探す。
しかし何処にもいない。
すぐにあたりは暗くなり、家の前の通り(参勤交代に使われていた)
へとホームが移動していた。
それでも見つからない。
女の子を肩車して見つけようとする。
一度、肩車に失敗してしまう。
いつの間にか私の体はその子と同じような背丈になっているのだ。
しかし女の子は軽く、肩車は成功する。
それでも見つからない。
周りにはもう昭和の人々は居なくなっている。
男の子も居ないと、時空列車に乗る意味がない。
ふと、女の子が上から呟く。

「ごめんなさい、本当は、一人だったの」

どうやら、時空の狭間に飲み込まれ、
一人だった体はこの世界で二人に、
そしてこの駅では一人になったようなのだ。
女の子は俯いている。
もう二度とあの男の子に会うことはできないのだ。
そして、私とも。
時空列車は空間を歪ませながら駅に到着し、
彼女だけを乗せ、
ゆっくりと東へ加速していく。
その先には、トンネルがある。
もう世界は真っ暗だが、
白く光る女の子とオレンジ色に光る列車だけが、
どんどん小さくなっていく。
ふと、言えなかった言葉と思い出が咽元に詰まる。
声も出せずに私は、列車がトンネルに入ろうとした時にやっと、
手を振ることが、そう両手で手を振ることができ、
涙の笑顔のまま見送ったのだ。
彼女は、この世界から帰って行った。

にんじんの靴でにんじんをにんじんの塔の上へと蹴りながら、
駅から海賊船へと続く洞窟と空の道を戻る。
発明品達は今日も元気に稼動している。

■ 050524 -

渡り廊下から見える、黄色い吹き抜けの世界に、
墜落した飛行機がある。
その横で、鳥と蝶が一緒に遊んでいる。
冷蔵庫の中も既に黄色くなっている。

■ 050525 -

透明人間になっている。
ただ、あまりにも透明な故に、たまに地面のテクスチャも通り抜けてしまう。
透明でも父からはなんとなく見えているようで、
車の中から話しかけられる。

それから道沿いに友人と歩いている。
ふざけて透明化した私を捜す友人達と遊ぶ。
体がすごく軽く、追い風ならば、空を泳ぐことができる。
木の上で透明になっていると、やはり友人は
私の居場所を見つける。
どうやら彼はカンが鋭いらしい。
体育館に到着すると、久々に帰ってきた友人が居て、
彼が私の体に触れるので、思いのままに透明になることができない。

■ 050526 -

海沿いの道まで、家族で旅行に来ている。
怖い話になって、風景に自分の乗っている車の影が出なくなる。
空港に着くと、行方不明の友人2人を探そうと、
係員から黄色い捜査願い用紙を貰う。
4人書きなので、十分間に合うだろう。
ついでにうどんを頼み、
制御の番号が「19」と「3de」を選ぶ。
(「de」はそれだけで一つの数字を表すようだ)

■ 050527 -

Kとデパートに来ている。
どうやら屋上でコンサートがあるようだが、
階段が入り交じって存在するので、
私は最上階へ行くのが遅れてしまう。
Kは既に席でカップヌードルを食べている。

従兄弟の家に帰ると、
より強くなった教え子と共にいる。
私が楽なのは、教え子が水のように冷静で、
また水のように全てを流すからである。
私はそこに咲く花であればいい。
ふと、火の玉が飛んでくるが、
イベントシーンに入る前に、すぐに動き、
友人を身代わりにしたので、大丈夫だった。

ゲームをロードしようとすると、
管用テーパねじに関するメモで、
どうやらテーパをつけすぎて立体化できないと
エラーが出て、ロードできない。
そのメモは手書きである。
このテレビではラジオが受信できないようである。

■ 050528 -

東京へと遊びに来ている。修学旅行なのかもしれないし、
ただ単にある研究室へと資料を届けに来ただけかもしれない。
ホテルはこじんまりとした民宿で、
近くに大きなショッピングモールがある。
そこから民宿へと歩いていると、
どうやら最近の子供にはなわとびが流行のようだ。
縄を投げたりしていて、傍目からすると非常に危ない。
民宿の向かいに、トラックの後ろを全て水槽にして、
イカなどの海産物を生きたまま入れているという
トラックを見た。
そのトラックの人とは既に別の友人が知り合いになっていて、
地図を持ち出して地元の美容院を紹介している。
研究室では、まだ先生は凶暴化していないようだ。
その学校の留学生と会話をする。
「Where are you from?」と言われる。
「I'm from Japan.」ともごもごと答えると、
どうやら冗談だったらしく、「聞イテミタダケ」と笑われる。

Sの家のようだ。初めて来た。
兄と父はパチンコなので遅れてくるらしい。
どうやら、Sの出し物を手伝うようで、
英語のセットの中で簡単な着ぐるみを着て出てほしいとのことだ。
Sは10分ほど寝た。
Sが起きてログインしようとしたので、外付けのキーボードを渡す。
どうやらログイン専用の端子にそれが分割できるようだ。
Sの家族と話して、読みたくもない本を読む。
すると、その出し物を手伝う人たちが続々と集まる。

■ 050529 -

大きなトレーラーを操ってセブンイレブンの駐車場に止めるという練習を
友人としている。
雨が降ってきたので、車の中で弁当を食べる。
起きてベッドの横に積んである雑誌の下の方を見ると、
BucherONOという雑誌がある。
現実にはそんな本は私の家にはない。

また高専の裏山からバスが出ている。
私はこの道を知っているので、今日はこちらから高専へ行こうと思う。
ところがバスから降りる場所を間違えたようで、
目前に広がる道路はどんどんと山を登って、
そろそろ傾斜が80度くらいになっただろうか。
その道はまだまだ上まで続いていて、
その道以外には周りには何もない。
どうやってこの上までアスファルトを敷いているのかわからないが、
とにかくこれ以上は上れない。
少し力を緩めると、ズルズルと滑り降りる。
ちゃんとした道に進み、
トンネルの中を通って、高専の表口へと上ってくる。
帰るときには、表口のバスに人が多く並んでいたので、
友人と一緒に裏口のバス停へと向かう。

■ 050531 -

先輩と、友人とが、夜遅くに私の部屋へと来た。
新しいパソコンが私の部屋に北向きに設置されていて、
私はそれを操作している。
先輩が方眼紙を欲しがっていたので、
方眼紙と漫画本を渡す。
いつの間にか私は寝ていて、先輩達は帰っている。
部屋の片隅には漫画が積まれている。
気がつくとベッドの上にワークスのエンジンが載っている。
オイルパンを繋いでいるねじが手で緩んだので、
そのまま外すと、3リットルのオイルは全てオイルパンの中に落ちたようで、
エンジンの中が丸見えになる。
中は真っ黒だが、それでいて綺麗だ。
ふとあるボタンに手があたると、その近くがすごく赤くなって、
次の瞬間、黒煙が舞い上がる。
どうやら室内へ引き込む機械式のシガーライターのようだ。
内張のパーツを元に戻して部屋を換気する。
外には、同じように夜遅くまで騒いでいる若者が居る。
彼らはワンボックスの中に発電機を入れているようだ。
彼らが解散するとき、その中にけたたましいエンジン音のバイクが居た。

地上からそのデパートに入ると、6階で、
親と待ち合わせしている1階へはエレベーターを使って行く。
1階はイベントホールになっていて、
今は地元高校が手作りの巨大な回転椅子がある。
ところがその簡易コーヒーカップのような回転椅子は、
安全対策がまるでなく、柵すらない。
ためしに私が枕を投げ入れると、簡単に止まった。
私はそこを仕切っていた偉そうな人にいろいろと話をした。

今度は1階はスケートパークになっていて、
どうやらエレベーターから出た直後に転んでしまい、
滑ったまま出口へと向かう。
途中で壁にぶつかると、紐まみれになる。
出口付近で、兄とオールパイプのようなものを見つけ、
また、親が、屋上がテーマパークになっていることを知り、
行ってみようという話になる。
滑って紐まみれになりながらエレベーターへと行くと、
子供が遊んでいる。
子供がエレベーターに乗ってきて、
何人かは5階で降りたのだが、
一人だけ残っている。
6階で無事に下ろすと、その上の屋上を目指す。
テーマパークは入場料が900円で、
ネットアカウントが2つ必要なようだ。
入り口から見て右側に別のスペースがあったので見てみると、
どうやら女性専用の登り口で、スカートからズボンに着替えるらしい。
友人がそこから出てくる。
テーマパークはもう古く、だが遊んでいる人たちは楽しそうだ。

また私の部屋へと戻る。
友人が持ってきた「みんなでGOLF」をやろうと思うのだが、
その友人が、もう帰らないと学校に間に合わないというので、
みんなでその友人を引き留める。
結局5時から6時くらいまでその友人を引き留める。

現実にその友人は、4時に起きたかったが6時に起きてしまったという。