L.S.D.

■ 050401 -

夢は知識を得る代わりに時間を失うことだと知る。
しかしF先生は夢から出て行こうとしないし、
次の夢のシナリオが手渡されてしまう。
ひどく疲れている。
今日は5月53日のようだ。

■ 050405 -

イエローハットに来ている。
カタログからオーディオが世界に浮かび上がり、
アルパインの1DIN6chアンプ付きのCD再生のみのものが
33600円で売ってある。
欲しかったのだが、先にスピーカーも買わなければいけないし、
何より兄が「高い」と言ってしまったので、買わないでおいた。

■ 050407 -

アーモンドアイを続けて食べている。

高専が巨大な空港のようになっていて、海沿いと山沿いの間に位置している。
滑走路は山側にあったのだが、
老朽化のために海沿いに新しく滑走路が作られた。
夜が更けて、海沿いから高専に入ると、
どうやらゲーム店がうどんの炊き出しをしている。
実はこの先は立ち入り禁止なのだが、滑走路へ行きたくて
忠告を無視して進入する。
すると辺りは昼になっている。
ハリアー2が垂直離着陸をしている。
もっとも、それは翼の変化などが著しくて、
既にハリアー2とは呼べないほど高性能な機体のようだ。
そのハリアーの上部にH先生が立っている。
何の装備もしていないが、離着陸を繰り返す機体の上に立っていては
非常に危険だ。
案の定、落ちてしまう。
先生は死んでしまったのだと知った。
すぐに海沿いの滑走路は閉鎖される。

■ 050409 -

この世界では、もう食べるものは自分で準備するしかない。
今は玉子焼きが主流になっている。鶏は欠かせない存在だ。

空間を移動することができるようになっている。
例えば、自転車で出かけて、暗くなったので、
家まで一瞬で帰ることもできる。
少し視界の周りに電気火花のようなものが見え、
中央から一瞬で視界が変わる。

■ 050410 -

一つ目でくちばしの無い鶏が私を助けてくれている。
鶏らしい重さがあり、腕の上に乗ると少し辛い。

あるものを通らせるために、小学校のグラウンドをならしている。
少し膨らんだ場所があれば、スコップで砂を取り、
少しへこんでいる場所へとまいていく。

■ 050412 -

ここは、建て替える前の、昔の私の家である。
トイレの前にある水道の蛇口をひねれば、
きれいな砂が流れてくる。

■ 050413 -

I先生が、受け持つはずの無い国語の授業を講義している。
父と一緒に、そのテストを受けている。

■ 050415 -

I先生が、今日見た私の夢について感想を述べている。
何故、この人が私の夢についてこれだけ知っているのかが疑問である。

家の前の道路が新しくなった。しかし家の前半分までで、
中途半端な工事の仕方である。
しかし道路が高くなった分外に出やすくなったので、
何処かへドライブに行こうと思う。

塾からの帰りに、突然夜空の雲の向こうから、爆発した破片が
散っていくのが見える。よく見ると、北側で大きな煙が上がっており、
そこからたまに爆発した破片が飛び上がっている。
あの破片のひとつが、雲の向こうまで飛んでいったのかもしれない。
しばらく空を見ていると、すごい低さでスペースシャトルが着陸態勢に
入っている。しかし機体は、機首を進行方向に対して120°くらい
上げていて、蒼く光っている。
そういえば塾で見たテレビに昨年度の着陸の様子が映っていたので、
今日は着陸する予定だったのだろう。
そうして塾へ戻ると、友人がトイレへ行く。
トイレが3つくらいあるので、私もトイレへ行き、
そこから出ると、誰も居ないコンビニになっていた。

■ 050417 -

いつか来た喫茶店のトイレは、今やもう普通の部屋になっている。
そこには既に何人かの人が休んでいたが、
ふとその部屋がエレベーターになって、2階へと行く。
2階は普通の民家で、住人から目をそらすが、
この家には壁が無い。

高専の外で用をたして捕まった人がいるが、
夜中の、しかもこんな山奥なら大丈夫だろうと思ったが、
ライトアップ用のライトがあるほか、
学校側で管理しているフェミコンのエミュレーターを勝手に
コピーしたとして捕まった後輩が居る。

■ 050419 -

I先生が、ミニ四駆に電子制御を施して、赤外線探知にて
壁に当たらずに走行するものを作っている。
先生の部屋でそれを走らせている。
そのミニ四駆は、私達の足をかすめて走って行く。

今日は持久走なのだが、持久走が得意な友人Nは、
今日に限ってスパナを忘れてきてしまう。
仕方ないので、私の持っていたスパナを友人に貸して、
持久走は始まった。
私はスパナがないけれど、いつもより頑張ったので、
ボーダーラインである90位以内には入れた。
友人Nは、1位だった。スパナを貸してよかった。

■ 050423 -

BMXのフラットがとても上手い人が居る。
私はその人のBMXを借りて、指南を受けている。
やはり軽いと、全てが楽になる。

数十万円するというエレキとベースを買った。
私はたいして扱えるというわけではないのだが、
その場しのぎで、友人達に「猫踏んじゃった」を披露する。

■ 050424 -

私の家が、焼却炉兼キッチンの棟と、駐車場の棟と、居住区の棟に
分かれている。
駐車場と居住区の間に焼却炉がある形で、パイプラインで繋がれている。
友人が家に遊びに来たので、家に案内しようとしたのだが、
扉を開けた瞬間、ものすごくたくさんの泡が飛び出してくる。
どうやら、今日は誰かの命日で、
その弔いの火として焼却炉で小学生がいろいろなものを燃やしていたら、
焼却炉から泡が発生して止まらなくなってしまったようだ。
とにかく、家から泡を取り除くことが先決だ。
扉という扉を全てあけ、泡の原因を除去しに、
誰かが焼却炉へのパイプラインへと潜る。

部屋の外で鳴く燕があまりに煩いので、
布団から起きて外を覗いてみる。
布団をめくる抵抗がない。
体が重力を感じない。
外に燕は見えない。
また布団の中に戻り、しばらくすると、
いつの間にか燕の鳴き声は消えている。

■ 050427 -

この外部の階段を見る限り、幼稚園のようである。
そこで、中学校の友人Mと、自動車学校の先生が出す、
交通ルールのテストを受けている。
まだ回答が全てできていないのに回収されている。
今日の日付を記入していないのですぐに書いたが、
今日は4月50日ではなく4月29日のようだ。

■ 050429 -

私が追いかけられている。
何かしたのだろうか。
H駅の前の開けた土と芝生の空き地で、
誰かが作った土製のハーフパイプで遊んだのが原因だろうか。
とにかく、たくさんの人間に追われている。
家族まで巻き込んでしまう。
廃ビルに入ると、本棚の上に隠れてやり過ごし、
母に呼ばれて下へ行くと、
ミニ四駆のコースがあって、子供たちが遊んでいる。

■ 050430 -

電車の中はもう夜で、寮になった。
そこで小さな可愛らしい鼠を見つけて追いかけていると、
ふと、猫のようなものがその鼠を追いかけだす。
猫のようなものが鼠を食べようとしたところを手で遮ると、
それもまた大きな鼠だった。
その大きな鼠を、セロハンテープで括り、捨てる。
どうして人間は、こうも自然の摂理に反する行動が取れるのだろう。
それが人間に与えられた役割なのかもしれない。